自然が全てなのか?本当にそうか?
自然原理を元に、私は整体をしてきた。何よりを自然原理こそ、先生であり、身体が本当に良くなるからだ。
しかし、長く生きて環境に適応しているから、自然を先生と言っているだけなのか?とふと気付かされた。
100年生きる人間よりも、何千年も生きてきた自然の方が先生だと。
しかし、自然よりももっと前に生まれた宇宙、無限大の世界から見たら、自然すらもちっぽけになるのだろうか。自然から見たら、宇宙は先生になるのか。
その宇宙すら、何もないところから生まれている。無限大の可能性から。
だとしたら、人の身体の原理原則は、宇宙すらも生まれた無限大の可能性の原理原則に則って動いているのではなかろうか。
そう捉えられるよう、脳の観点を取っ払えば、病気や医療、そして整体もまだまだ真理を捉えていないことがわかる。
私も世界一と言っているようでは、まだまだだと気付かされる。
たった一つの真理を、ただひたむきに追い求め、探し、自分の内側と向き合う。その中に、本当の意味での健幸があることを信じ、そして、お互いがお互いを治し癒し会える社会を作るために。
自然原理すら、全てではないと捉えると、また一つ。頭が少しスッキリした。脳の思い込みは恐ろしいものである。しかし、楽しいものである。
合掌